○新しく会社を設立しようとする場合、個人事業からの法人成りの場合においても

  会社をすぐにスケジュール通りに運用していく上で 当初に検討しておいたほうが

  いいこと知っておいたほうがいいことがあります。全体を把握していますと

  新たな組織に対する不安がなくなり本業に集中・時間を費やすことができます。
 

  ◇ 登記した日が会社設立の日となりますが、謄本はすぐに取得できない。

     会社は 本店所在地を管轄する登記所に登記した時点で会社は
     設立されます。
     ただ登記するまえに 定款の認証、資本金の振込等の手続きがあり 
     2〜3週間はかかることになります。たしかに登記した日が設立の日
     になりますがすぐには謄本・印鑑証明は取得できず 登記後 補正期間
     (登記所の審査調査期間、1週間から10日程度)のち 取得できます。
     → 謄本・印鑑証明がなければ 銀行口座も作成できません、
      これだけでも 当初のスケジュールが変わることもあります。
 

  ◇  会社を設立のメリット・デメリット

    【メリット】
      ・株式会社の場合に 広告や求人のときなどに効果が有ります。
      ・株主は出資額以上の責任は及ばないのです。
      ・決算期(事業年度)を選べます。
      ・株式会社であれば 株の持ち分により パートナー、グループ関係を
       構築しやすいです。
      ・会社を売買することもできます。
      ・法人税率(法人税・法人事業税・法人住民税)と
       個人事業(所得税・住民税・事業税)を比較した場合に 
       最大税率が法人のほうが低いのです。
      ・赤字がでた場合には 法人は7年間繰り越せますが 
       個人は3年間になります。

    【デメリット】
      ・設立費用がかかります。
      ・交際費の限度があります。
      ・法人のほうが 提出書類が多く なかなか自身で処理が大変で 
       税理士へ依頼したり費用がでることが考えられます。
      ・赤字でも 均等割といわれる税金7万円
       (資本金、従業員の数により変わります)が発生します。

   
    たとえば・・・
   会社の決算期をとってみても いつを事業年度にしたらいいのかと考えた場合に

      ・決算時期は 忙しいため 時期によって繁盛期が違う場合には 
       比較的多忙でないときにすることにより 時間を有効に利用できます。
      ・取引先と決算時期をずらしたりすることにより 相手先の多忙の時期と
       ずれますのでよりいい取引がしやすくなります。
      ・当初資本金が1,000万未満であれば 消費税がかかりません。
       第1期を長くとることにより消費税の納税を少しでも遅らすこと
       ができます。
      ・その他お客様の会社の状況を聞き 一番いい形でご提案します。 

     決算期(事業年度)は 後々変更できますが また登記をし 
     官公庁に届出をし会社概要も変更したりと 手続きだけではなく
     かなりの費用と時間がかかりますのであらかじめわかるのであれば
     決めておきたいです。   

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税理士 鴻上 和秀

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